パピエの方針と目指すべきもの1




初年度(この3月まで)目標は自分で考えた「絵本を作ろう」
様々な技法も学べるし
イメージを形にすること。。。きっと楽しんで出来るだろうと思っていました
ところが
その「イメージ」がなかなか湧いてきません
お話の元になるものが見つけられないのです

絵は描きたくて仕方が無いのに
何を画いていいのか浮かんでこない

それでもあらかじめ作ってあっったテクスチャーを
切ったり貼ったりしているうちに
「あれ・・これは宇宙船みたい・・」
「新種の野菜だね~美味しそう!!」とイメージが広がってきました

テクスチャートレーニングの魅力はそこにあります

本当はそれを自分で作る、しかも沢山作って貯め置きしたいのです。。

ところがそれは面白くない・・・

描くなら具体的なもの
描いて何だかわかるものを描きたいのです。。

今の子供たちは往々にして
その溢れる感性を持ちながら
プロセスを楽しめないのです。。

そこで年明けから
私は「おもいっきりプロセス」過程楽しみ大作戦と銘打ち
ある教材を思いつきました
さてどうなるか
3回目ですがさすがに誰も完成していません。。。し。。
幸運な事に飽きる気配もありません。
集中してやってます!!
しめしめ・・・・
  


2010年01月22日 Posted by Papier at 16:32Comments(0)

2010年明け…パピエの方向は。。




昨年3月にスタートしたパピエ

大きなテーマは「創造力」でした

最初は
子供たちの勢いと、こちらの想いで
少々走りすぎ・・・・
もう少しじっくり「モノ作り」に向き合うべきかなと
スピードをゆるめました

絵が上手。。。と言われる子は大概マンガ絵です
私もそうでした(笑)
少年マガジンからたくさんのマンガを写して描きました~

さてそのマンガ絵からアートへどうしたら持っていけるのか?!
また持っていく必要はあるのか?!
マンガ絵は絶対いけないのか?!

私の狙いとする子供の造形とは
なんでも良いからともかくいろんな画材、素材に触れる事です
キットを使っては絶対にダメ!
イメージしたものをまずは自分で形にしてみると言う事

小さい子は
イメージ出来ても形に出来ずに悔しがります
「イチロー」が描きたいんだけど描けません
でも粘土なら何となく形になります。。バット小枝を拾ってきてね。。
小さい子でも自由になる方法や素材はあるのです

自分が形に出来るのはどの材料か
一番適切なのはどの画材か・・・どの技法かと
一つずつ学んでいくのです

私たちはその方法を導きます。
いっしょに並んで見せる事で
子供達の心にインプットされます
それって忘れないものなのです




キットを使わない変わりに
出来るだけ
隣でやって見せる事が大切です
そしてもしかすると
そこがマンガ絵とアートとの境界線を教える事にもなります

昨年は一人一人の個性や目指す方向を確認しました

今年は2年目
さらにその個性を大切に一人一人目標を持って
計画を立てたいと思っています

子供たちの感性や創造力は本来無限です

ただそれは好きな事を自由にさせる事ではありません

「好きな事」を自分で新たに見つける事です

今年はたくさんの好きな事を見つけて行きましょう!


BY MURATA
  


2010年01月11日 Posted by Papier at 14:06Comments(0)