4月4日からパピエ新学期スタート!!



さてパピエは1周年を迎え
来月から教室開催日は日曜になります

デッサン教室に上がってくる子
お父さんの転勤が決まって引っ越ししてしまう子
曜日が合わなくてやめる事になった子・・・

いずれにしても新しくスタートです


Experience value・・・「経験値」を今年のテーマにしたいと考えています

絵を描いたり、形作ったりしていく中で
驚きや発見、また内なる気付きが得られるようなカリキュラムにしていきたいと思っています
一つはプロセスの大切さを学ぶ事だと思います
完成形を思い描けるようになる事は過程を知ること

その為に
昨年時間が無くてできなかった「テクスチャー作り」に力を入れます

6月までに一人10色のオリジナルカラー、オリジナルテクスチャーを作ろうと思います

第1回目は4月4日

カラフルなイースターエッグを作ります
初めての子たちは、一緒にアクリル絵の具の使い方も学べますね!!
本物の卵に穴をあけて
中身を出して・・・壊さないように~~
それに絵を描いていきます

可愛いエッグが出来上がるでしょうか。。お楽しみに。
  


2010年03月29日 Posted by Papier at 14:23Comments(0)

子供の造形教室 パピエの目指すべき道・・・5



この紙版画は小学2年生、そういちろう君の作品
「おじいちゃんの家で餅つきをした」冬休みに思い出を描きました

彼は形にする事が得意!
まだ2年生なのに自分のワールドをしっかり持っています。。
彼がデザインする自転車や建物は斬新でインパクトがあり感動します。

さて造形教室パピエを日曜日に変更した事で
日曜日は習いごとに来れない・・・大変残念ですが・・
と何人かのお母様からお話がありました

その子供たちには本当に申し訳ない事をしたなぁと思っています

日曜日に変更するに当たっては随分悩み考えましたが

*まず高学年の子達に続けてもらいたい事
(4年生になると6時間になり基本的に平日は来れなくなる・・)
*夕方ではなくやはり早い時間にさせたい。。。
(外で制作したりあちこちスケッチにも行けます)
*計画が立てやすい
(何か大きなものを制作する場合、1日フルに使う事が出来る)

等々
私も休みが無くなるし、他の先生やスタッフも何かと予定がある日曜日
やれるのか。。と不安も抱えながらのスタートですが
あえて子供たちの時間にあてる事にしました

私が子供の頃、こうしたかった・・こんなことがあったら良かったそう感じている事が沢山あります
一つ一つ体験させてやりたいと思うのです
外遊びの中でモノづくりをしたり、作品がさまざまな遊びで使えたり、その道具になったり

町づくりや環境まで考えたアートの在り方は間違いなく子供のころに宿るのです





  


2010年03月12日 Posted by Papier at 10:10Comments(0)

パピエの目指すべきみち・・・4





◆この紙版画はみさとちゃんの作品◆ 彼女は色に対するとても素敵なこだわりと独自のカラーバランスを持っています
何層も色を重ねたこの花瓶と花の作品は集中して最後までしっかり作り上げました

私は今郡山のデザイン専門学校に週1回出講しています
東京時代から含めるともう20年以上になります

新しい期がはじまり
新入生を迎えて思う事は毎年同じです。

この子達の才能(本来の力)を早く見つけて
伸ばし、クリエーターとして使える人に育てたい!

2年間では到底無理がありますが
それ以上に問題だと思うのは

スタートが遅いという事

大概の子は
中学時代、絵が好きだしなんとなくイメージ出来る事は
デザイナーとかものを創る人。。それが自分でわかると言います

ただ残念な事に
今の学校教育ではその子達に適切なアドバイスや進路指導がなされているとは
言えません

その時期に
ほんの30%でいいから
勉強の仕方やその未来の進路を相談出来て
自信につなげる事が出来たとしたら
その可能性ははるかに広がります

まだ頭が柔らかく遊び感覚で出来る時に
たくさんの引き出しをつくること

パピエはそれを目指したいと思います
  


2010年03月08日 Posted by Papier at 11:45Comments(0)

中学生のためのデッサン教室



第2、第4土曜日・・・4時から6時までは
中学生のためのデッサン教室を開催しております

美術系およびデザイン系の大学入試対策です。。

一般的には高校に入ってからで充分ですし
進路が決まってないのにデッサンってどうなの。。。?と私もそう思います

アトリエでは決して無理をしませんし
私もやれ!やれ!とは言いません

部活も運動をしたい子、楽器をやりたい子。。自由にそれに向かってもらってOK!
中学生の時にしか出来ない事をたくさん経験し、勉強も一生懸命やって・・・

そのうえで月に2回だけデッサンと向き合おうよ!というスタンスです。
そしてそれで十分だと思います

中学2年生の女の子は
初めから美大に進みたいと目標を持っていて、飲み込みも早く
1年たった今は高校2年生レベルのデッサンをします。
中学1年生のこは
絵が好きだけど絵と言うよりマンガが好き。。
はじめは全くデッサンにならず・・如何したものかと思っているうちに
突然素晴らしい線を引くようになりました
小学6年生の男の子は
飽きてしまうのでは・・・と心配しましたが
今では誰より意欲的

月に2回だと年間24回、1回1枚として24枚・・たった24枚ですが

この間の成長は驚きです

何枚描いたら上手くなる。。と。そういうものではありません
ある時自転車にひょいと乗れるようになる・・それと同じようにピョンと上達するのです

前の記事で書いた
「気付き」だと私は思います

そしてその気付きを得るのは早ければ早い方が絶対に良いのです

今年の4月からはこのデッサン教室、小学生(4年生以上)も受け付ける事にしました

高校生になって進路を狭めてしまう事のないよう
今からどんどん気付いて
最高のアートを目指してもらいたいと思っています

  


2010年03月02日 Posted by Papier at 14:23Comments(0)

パピエの目指すべきもの5「子供の心について」



初めは緊張していた子供たちも慣れてくるにつれ
それぞれの個性が見えてきます

パピエはこの子たちにとってどんな居場所であれば良いのか・・・
いつも考えている事です
初めから絵を描いたりものを作ったりする事が大好きな子もいれば
お母さんに言われて無理無理・・と言う子もいます

飽きっぽいけどとってもおもしろい感性を持っている子
きっと学校では認められないんだろうなぁ・・・と個性的すぎる子
よーくおしゃべりする子・・もくもくと黙って作品に向かう子

私はこの子たちの「気付き」の瞬間に注目しています

これはどんな子でも共通している事だからです
その瞬間は、じいっと考えている時だったり
作品を作っている時だったり
お友達の絵を見た時だったり
先生の手先を見ている時だったり

表情がぱあっと変わります

先生!と叫ぶ子もいます

急に作り出す子もいます

駆け回る子もいます

そこに向き合って「すごーい!!良くできたね!!」「どうなるのか楽しみだね!」
後は打ち出の小槌のように
どんどん彼らの心の中でその「気付き」は形になっていくのです
  


2010年03月01日 Posted by Papier at 12:00Comments(0)